今日は24節気の「小雪」です。薬膳では、「冬は寒さによって腎のはたらきが乱れやすい季節」と考えられています。
生命力や免疫力を蓄える働きを持つ「腎」は、この時期、春に備え重要な役割を担っています。
身体に“冷え”が入らないよう、寒さから身を守り「腎」を元気にすることは冬の養生の大きなポイントです!
〈冬に食べたい食材〉
腎の働きを助ける代表食材です。腎のパワー不足からくる耳鳴りやめまい、肌や髪のパサつきに有効です。白髪対策におススメ!
腸を潤す効果があるため、腸の乾燥からくる便秘にも効果的です。
★黒キクラゲ
ミネラル分が多く、血の巡りが悪い「瘀血」にもオススメの食材です。乾燥からくる咳や口の渇き、皮膚のカサつきにもおススメです。
★黒豆
血の巡りや水分代謝をアップさせるため、下半身のむくみや更年期の不調、腰痛などにオススメ。
乾煎りした黒豆は、そのまま食べるのはもちろん、お茶にしたり、実はお酒に漬けて「薬膳酒」としても美味しくいただけるのです。
黒いものは、特に年齢とともに減少する「陰=血・水」を補って腎にもいいのですが、冷えがすごーく気になる方は、エビ、胡桃、ニラ、羊肉、杜仲茶がおススメです。上手に取り入れましょう!
この記事へのコメントはありません。