24節気「立冬」の過ごし方
今日は24節気の【立冬】です。
今日からもう冬!
まだ実感はないですが、確実に空気は変わってきました。
寒くなってくると恋しくなってくるのが鍋料理です。なんと今日は11月「いい」7日「なべ」の日だそうです。
湯豆腐、しゃぶしゃぶ、きりたんぽ鍋、キムチ鍋、鱈ちり、かにすき、豆乳鍋・・・どれが好きですか?
うちでは鶏肉と野菜をふんだんに入れた豆乳鍋をよく作ります。
旬の食材を入れた鍋料理は、心も身体も芯から温まりますね〜。皆んなで食べるからより温まります。
でも最近は一人鍋も流行っていますから、お一人でも作ってみてくださいね。
鍋に入れる食材も薬膳的な効能が隠されています。
★鱈★
身体を温め、美肌効果も期待できるタラは、鼻や喉の粘膜も強くする働きがあるので、咳やのどの痛みが出やすいこの季節には持ってこいの食材と言えます。
タラは漢字で「鱈」と書くように、冬を代表する魚として、鍋には欠かせない食材です。
やわらかい身は脂肪分も少なく味も淡白。どんな味付けにも合うので鍋料理には最適ですね。
★白菜★
食物繊維やミネラルが豊富な白菜は、冬の食卓には欠かせない食材です。
江戸の末期に中国から伝わったといわれていますが、現在では鍋料理の具材としてはもちろん、他にもキムチや浅漬けなど広く使われていますよね。
身体にこもった熱を冷ます働きがあるので、喉の乾燥や咳、痰などのトラブル予防にも便利な食材です。
また、胃腸の調子を整えて腸を潤すので、便秘にも効果的ですよ。身体に溜まった余分な水分を追い出してくれるのでむくみや二日酔いにも使われます。年末にかけてついつい飲んでしまう人は白菜の入った鍋にしましょう!
★蟹★
冬の魚介類の王様といえば蟹!
日本では主に「タラバガニ」「ズワイガニ」毛ガニ」の三種類のカニが食べられています。
カニは、「血」の滞りを解消し身体に溜まった余分な熱や水分を排泄します。ただ体を冷やす力が大きいので冷え性の人は注意して食べましょう。
体を温めるスパイスを入れてみたり、温める茶材を使った薬膳茶(杜仲茶、紅茶、シナモン、クローブ、ファンネルなど)を飲んだりして陰陽バランスをとりましょうね。
二十四節気でいう冬は旧暦では、十月から十二月の三か月を指していて、新暦では十一月七日から翌年の二月三日までとなっています。
冷やさないこと。そして免疫力を高めて「腎」のエネルギー不足にならないように冬をのりきりましょう。
そんな冬の養生にピッタリな「風邪対策の薬膳料理教室」を12月に開催します。平日はすでに残席が残り少なくなっています。
お早めにお申込みください。
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