Seiko BLOG

元気な人も要注意!

もともと虚弱体質の人もいれば、もともと病気もせずに元気でいられる人もいます。

虚弱体質の人は、親からもらった「先天の気=腎気」がもともと少ないのですが諦める必要はありません。

毎日の生活の中で食事によって「後天の気=脾気」を蓄えていけば元気に暮らせます。

私のように「腎気」がもともと満ちている人は、ある程度不摂生をしても、睡眠が少なくても、

無理をしてもダメージを受けにくく、疲れていても回復しやすいのです。

しかし!

そんな元気な人も、歳とともに「腎気」は減ってく一方で、食事に気を遣わない人は「脾気」も作れなくなります。

そうなると生きるエネルギー、活動するエネルギー、若さをキープするエネルギーがどんどん減ってしまいます。

体と心のエネルギー不足に陥ってしまうのです😱

年齢とともに不調が出やすくなった人、痩せてしまった人、筋肉量が減った人、疲れやすくなった人、

やる気が起こらなくなった人は要注意です!

エネルギー不足なんです

また「凝り」にも要注意!

肩こりや背中の凝りがなかなか治らない人。これは整体へ行ってもきっと治りにくい。

なぜなら、そんな人は「脾」が弱っている可能性があるから。

脾が弱っていると筋肉にも栄養が届きません。筋肉量が落ちて「凝り」を感じやすくなります。

胃の裏側や背中が凝りやすく痛みを感じやすい人はいませんか?この凝りをほっておくとめまいや頭痛にもなりやすいので要注意です。

そんな凝りの人は脾の働きをよくする(消化力を上げる)ことと血行を良くすること。

ほどよい筋肉量を増やすことです。

「腎気」は誰しもが減っていくもので補充はできません。その減り方をなるべく少なくすることしかできません。

でも「脾気」は食事や生活習慣でいくらでも補充できます。

では「脾気」を上げるにはどうしたらいいのか?

「脾気」を補充するためには消化力を上げることです。ところが飽食の時代で、栄養取ればいいんでしょ!

と言わんばかりに暴飲暴食、甘いものや脂っこいものをたくさん食べていると「脾気」の力が弱っていきます

それを防ぐためには、

・甘いものは控える。とりすぎる人は習慣化しているので、まずはやめる!

・脂っこいものは控える

・冷たい食べ物(サラダ、生、冷やす食材)と冷たい飲み物を控える

・腹八分目にしてゆっくり食べる。意外とこれは大事!

・脾気になる食材を積極的に食べる!

穀物類(米食べよう!弱っている人は粟アワ食べよう!)芋類(山芋は腎気にもなる!)豆類(黒豆は腎気にもなる!)

キノコ類(乾燥椎茸最強!)カボチャ(私大好き!いらない情報⁉︎)キャベツ(胃にもよい!)大根(消化力アップの王様!)

もともと脾が弱い人や消化力が弱っている時はあまり食べられませんよね。どうしたらいいのか?

無理に食べなくて良いです。

・お粥を食べる(米、あわ)

・脾気になる食材たちを入れてスープにして食べる。消化力を上げるため、体を温めるためには1番最適な方法です!

・少しの量を何回かに分けて食べる

・上記の食材(芋類、豆類、キノコ類、カボチャ、キャベツ)をお粥に入れたり、スープにして食べる。トロトロになるまで煮込むとよい。

元気になるまで体に優しいものを食べることで回復していきます。慌てずに気長にバリエーション変えて楽しむこと

薬膳の生徒さんには良く言っていますが、

肉を食べるから歳を取っても元気でいられるのではなく、肉を食べられるだけの消化力があるから元気で長生きできるのです。

これを皆んなで目指しましょう

これから寒くなってくると「腎気」が減りやすいので

・とにかく体を温める!

・無理せずエネルギーを蓄える!(休息・睡眠)

・脾胃を元気にして消化力を上げる!

これを守って「気のチャージ」してくださいね

今日は大切な生きるエネルギー、体の土台となる「氣」を補う大切さや方法が少し理解できたのではないかと思います。

皆んなで元気になりたいから長く熱く語ってしまいました

読んでくれてありがとうございました

自分に合う食材は何?こんな症状の時は何を食べたらいいの?なかなか治らない不調はなぜ?

食事や生活習慣や知っておくと役立つセルフケアがわかる【薬膳フードデザイナー・ベーシックコース】で学んでみませんか?

月に1回の講座で4回で終わります。無理のないペースで一生役立つ知恵と知識が学べますよ💓

詳細はコチラのblog記事をご覧くださいね。

http://seiko-feeling.com/wp-admin/post.php?post=731&action=edit

関連記事

  1. 薬膳料理

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP